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2015年3月31日火曜日

小さな習慣が大きな信頼へと変わる

4月です。
いよいよ社会人一年生がデビューする時期となりましたね。
社会に出ると、人と人との繋がりが、とっても大事だと気づかされることがあります。
心がこもった元気のよい挨拶、人との約束を忘れない、時間を守る、などなど・・・。
普段、何気ない気遣いを心がけることで、それがやがて大きな信頼へと変わっていくのだと思います。
でも当たり前の気遣いを継続するって簡単なようで意外と難しいのかもしれません。

1分でも遅刻する時は、連絡を入れる。 電話を切る時は、相手が切るまで待つ。メールは、出来るだけ早く返信する。 素直にありがとう、ごめんなさいが言える。
こうした当たり前の行動を継続する事が、やがて大きな信頼へと繋がっていくのではないでしょうか?
誰もができる事なのに、誰もが疎かにしてしまいがちな細やかな気遣いを積み重ね、継続する事によって、深い信頼へと繋がり、人と人との良いご縁が続いていくのだと思います。

そして自分にとって不都合な事でも、『はい!わかりました。』『はい!大丈夫です。』
とまずは、素直に共感を示し、すぎに行動に移せる人は、たくさんの人から可愛がられ、応援される。 素直に相手の意見を受け入れ、すぐに実行する事は、自分の魅力を何十倍に大きくする事が出来るのだと思います。
毎日の小さな習慣と素直な心で相手の意見を受け入れ、すぐに実行に移す前向きな姿勢こそが誰からも好かれ成功する人になるのだと思います。

継続は力なり  コツコツと続けることって大事ですね。
私もまだまだです。


ジェノスグループ株式会社
物流本部 西部センター長  高橋 俊文

2015年3月30日月曜日

入社時の先輩たち

2015年3月30日
ジェノス・ワイン・マーチャント株式会社
代表取締役社長  島田 明彦


 かなり古い話となりますが、私が入社したころの忘れられない三人の先輩(上司の方も含みます)たちについてお話ししたいと思います。
 まず最初の方はとにかく厳しい方でした、新入社員の私たちに「頭は何のためについているんだ。帽子をかぶるためではないぞ。もっとよく考えろ!」、「得意先の身になって行動しろ。そんなんで見積もり通りのお金もらえるのか!」それは怖かったです。ただし厳しいだけあって、ご自身でも仕事のできる方でした。企画書などはそれは見事に仕上げられました。私たちはその方に認めてもらおうと悪戦苦闘したものです。考えてみますと怒られる方より怒る方がよほどカロリーを消費します。精神面でもきついと思います。もっとも怒り方の上手いか下手かはあるでしょう。ある飲食大手会社のT社長も叱り方が上手な方です。声を荒げることもしばしばですが、決してその人を憎んでいないのが分かる。その振る舞いや姿勢に対して強烈に怒るのである。根底には愛情が感じられるので、はたで見ていても不快な印象は全くないのである。叱られて成長するのです。

 二人目は入社後すぐに私たちに「これまでしっかり勉強してきたと思うが、これからも学ぶことはもっと必要だ、人生最後まで勉強の連続だよ」と言って自費で辞書をいただきました。当時はパソコンなどありませんでしたので、手書きの書類も多く誤字脱字には各自注意したものです。よく本をくれる方もいると思います。折りに触れこの言葉が思い出され、あらたまって学ぶことを心がけています。さしずめ昨今では電子辞書かもしれません。辞書を引くことはめったになくなったのではないでしょうか。話はそれますが辞書を引く良いところは、調べたい語句の前後を見れることや知識を増やす目的や言葉の成り立ちなどアトランダムにページをめくってできることです。たまには良いですよ。

 最後の三人目の先輩はとても面倒見の良い方で、仕事終わりなどよくお酒などおごってくれた方でした。「先輩、今度は私が出します」というと「自分も先輩からおごってもらった、その分今度は後輩にご馳走してやれ。自分も実際にそうされてきた。」と返されました。私は心してご馳走になりました。しかし良く考えますと、誰にでもご馳走したわけではなく、面倒を見たい後輩に対してだったと思います、実際に相性の問題はあるかもしれません。私もその先輩に好感を持っておりましたから。その後その教えを守ってか当時3年目くらいには後輩に返していたと思いますが、昨今はいつの間にかそんな時代ではなくなったのかもしれません。しかし先輩から恩を受け、それを後輩に伝えていく。大切なことだと思います。

 これから社会に出られる皆さま。皆さんをいろいろな先輩たちが待っています。
 叱られ上手に、学ぶ姿勢を失わずに、そして愛すべき後輩として社会に出てください。

2015年3月27日金曜日

積荷を制する者は、物流を制する 2

皆さん、元気ですか!!少しずつ暖かく感じるこの頃です。(花粉は飛びますが・・・)春ですね!

さて前回は、積荷を制する者は、物流を制する【1】⇒『技』について書かせていただきました。

今回は積荷を制する者は、物流を制する【2】『心・技』について少しだけ紹介させていただきます。

皆さん、【物流】業務・作業のイメージは、どのようなイメージを持たれているでしょうか?現代の3K(危険・汚い・きつい)・・・そして重い。こんなイメージでしょうか?もちろん、そういった部分を否定しませんが、私は思います、それはどんな仕事でも同じではないかと。

現場では日々このような言葉がセンターの中で飛び交います!
【頑張ります・頑張れ】・【根性】・【気合い】・・・
死ぬほど頑張った!思いっきり気合いを入れた!と言っても作業効率が上がり業務改善が進むはずはないのです。現場の社員たちもそれは理解しているのです。
ではなぜこういった言葉を使うのでしょうか??
それは、自分自身の心の持ち方、意識の持ち方にスイッチを入れているのです。
日々仕事と向き合うとき、毎日テンションが高く良いコンディションではないからです。自分自身や職場の仲間たちと声を掛け合うことによって、仕事や目標に向かっての信念や情熱、前向きな気持ちと意識を高める1つのスイッチなのです。それが【心】となるのです。

しかし、新入社員や部署異動の社員に【がんばれ】・【気合いで】の言葉では何一つ習得はできないし、スキル向上・成長も出来ないでしょう。仕事や業務スキルを高め、効率を上げる方法は別にあるのです!
それは・・・おっと企業秘密ですね!
といっても・・紹介の場ですからヒントを!
たとえば・・・新入社員に通常であれば習得に1年掛かることを、先輩や上司が半年で習得出来るように指導し教えるのです。・・・どうやって?それが【技】です。

一緒に働く機会があれば、企業秘密【技】伝授いたします!


ジェノスグループ株式会社
物流本部長  塚越 穣

2015年3月26日木曜日

面接でやっちまった! と思ったら・・・

もう20数年前の話ですし就職の面接の話でもありませんが、こんなことがありました。
娘が私学の幼稚園・年少クラス(3歳)を受験した時の面接です。ある幼稚園で、最初に本人(つまり娘)だけの面接が行われました。
心配していた母親(当方の妻)は帰ってきた娘に
「今日先生からどんなこと聞かれたの?」
すると 「日曜とかお休みのときはお父様とはどんな事して遊びますか?」
「えっ? それで何と答えたの?」
「お休みの日 パパはゴロゴロしながらゴルフのテレビばかり見て自分とは遊んでくれない」と答えたと言うのです。
驚いた母親は怒った口調で「そんなこと言ったの!!ばかね!!」「あとは何を聞かれたの?」もうあとの祭りです。これ以上怒られたくない娘は「忘れた」の一点張り(3歳にしては頭が良かった?)。

会社から帰った私もそのことを聞かされ「あー やっちまったなあ。もうおしまい」
まあ身から出た錆、娘を怒る筋合いもなく 翌日の親面接もキャンセルしようかと思うくらい先生に会うのが恥ずかしかったですね。

で翌日、暗い気持ちで面接へ。挨拶して「よろしくお願い致します」といった次の質問が「お父様にご質問ですが、お休みの日はお嬢様とどんなことをされていらっしゃいますか?」
きたあ!!   嘘を言ってもしょうがないし、手の内は完全にバレバレ、で
「自営の会社ですので朝早くから夜遅くまで仕事をしており、休みの日はどうしても疲れをとりたいので子供とは正直あまり遊んであげてやれていないのが実情です。ただ、たまに時間がとれるときにはパズルとかをして遊んでおります」 もうこの時点で私の考えていた面接は終了、あとは上の空状態、はっきり覚えていません。

家に帰って「だめだ、こりゃ。。。」 ただ他の幼稚園も受験しており好感触のところもあったので「しょうがないよ」と思っていました。ところが上手く答えられたはずだった幼稚園からは「不合格」の通知が。 2年保育でどこかまた受けるか? と完全に諦めていたのですが、なんとこの面接大失敗と思っていた幼稚園からまさかの「合格通知」。

一体面接官って何を見ているのでしょうか? 私もたまに面接官になりますが、うまく答えたとか、うまくいかないとかより、何かその人がその面接で素直に出ているのか?ということをより見たいのかもしれませんね。


ジェノスグループ株式会社
代表取締役会長  伊藤 哲也

2015年3月24日火曜日

乾杯が取持った中国での交渉成立

 もう18年ほど前、私が30歳代の頃の話になります(私も歳を重ねました・・・)。
 当時、私の業務ミッションの一部には、中国酒(主に紹興酒)の日本市場での拡売がありました。
 日本には横浜中華街という世界最大のチャイナタウンがあり、神戸や長崎にも同様の文化街があるだけでなく全国各地に必ずと言っていいほど中華料理店がありますので、そのマーケットでの販売競争は熾烈です。
 その市場の中で、訴求を図る商品の課題と問題点はラインナップの整備と仕様の統一で、お客様のニーズに合った酒質と価格、そして衛生面も含めた素材の変更と不均一な仕様の標準化でした。
 当時はまだ杭州(ハンジョウ)空港ができていませんでしたから、上海まで飛行機で~その後上海駅までタクシーで~上海駅から杭州駅まで列車で~杭州で一泊して貸切タクシーで紹興へ向かい、ようやく交渉の場へたどり着きました。

 ごく普通の工場視察をして、会食をしながらの協議となりましたが、長い長い歴史に培われた現地の生産者が、簡単に話を聞いてくれるはずもありません。
 中国の方が14人、私達日本人が3人、極めて静かな宴席です。
 小さなグラスに紹興酒が注がれたままになっていましたので、出直しを覚悟して、「では乾杯(カンペー)をしましょう。」と言った途端、場の雰囲気が変わりました。
 中国では、乾杯は文字通り、一気に盃を干すことを指します。
 私は、一気に盃を干しました。14人全員と1対1で乾杯しました(ちょっと辛かったですが・・・)。
 あっという間に賑やかな宴席になり、皆さんが大きな声でにこやかに・親しげに話しかけてくれました。お互い話している内容はよく解りませんでしたが、肩を組み合い、料理を分け合いました。
 「協議は終わり。要望は分かった。なぜなら我々が造っている酒を旨そうに飲んでくれたから。」-この言葉を聞いた時、交渉の成立を確信しました。
 まさに乾杯が取持ってくれた相互信頼の構図を身を以って体験でき、正直痺れました。

 中国では、酒類業界に関わらず、いまだに同様の慣習が残っています。
 乾杯は相互信頼の証でありその第一歩であること、酒類業界に携わっている身としてはちょっと嬉しいお酒を通しての人と人と交わりをこれからも大切にしていきたいと思っています。

 皆さんも、乾杯はそうした機会であると、捉える時もあるのでは?
 但し、飲み過ぎには注意しましょうね。


ジェノスグループ株式会社

代表取締役社長 清水隆義

2015年3月23日月曜日

結果はあとからついてくる?

結果はあとからついてくる。
本当でしょうか?
私はそうではないと思います。

新社会人になれば多少でも自分の「実績」を作りたいと思うもの。
つまり「結果」です。
しかし、簡単には「結果」は出ません。
あとから付いてくるものだと言って、ただやみくもにやれば良いというものでもありません。

結果を出すには、困難が伴うものです。

悩んで、苦しんで、生み出すものだと思います。



入社数年後・・・

同期入社が、上司から自分よりも多くチャンスをもらっている。
実力はおれと変わらないのに。。。

それも違います。
その同期生は、少ないチャンスをものにするために、あなたが気づかないところで行動しています。
あなた自身が上司の気持ちになって考えてみてください。

たとえば、「やる時はやります」と言っている人と、毎日真剣に仕事に取り組む人、どちらに仕事を任せたくなりますか?

チャンスは平等ではありません。

毎日に対して真剣に向き合っている人にこそ訪れます。
やる時はやる、などと言って、いつ本気になるか分からない人にはチャンスは巡ってきません。

社会人になったら、
日々、1つひとつの仕事を大切に、全力で取り組んでください。






それから・・新しい恋もがんばってね!


日本ジェノス株式会社
総務部 添田順一郎

2015年3月20日金曜日

英語なんて、ちょろいぜ <その2>

英語なんて、ちょろいぜ! <その2>
~ そうは言っても英語をしゃべれるようになる必要はないのか? ~

【前回のあらすじ】
・英会話、英会話と騒いだり焦ったりする必要はまったくない。
・英語をしゃべるより前にやるべきなのは、世界の常識である「相手とコミュニケーションを交わす習慣」を身に着けることであり、これを日本人同士、日本語でできるようになることが先決。たとえば、授業中や研修などで、みんなの前で質問することをごく普通にできているか? これが日本語でできないうちに、英会話を習得しても、結局しゃべらない習慣は治らない。
・外国人にも日本語で話しかけることをお奨めする。

 さて、とにかく日本語の会話力を磨きましょうと申しました。日本人にも(日本語のわからない)外国人にも、まづ日本語でしゃべって行こうという提案です。
 でも、世の中が余りにも「英語」「英語」と騒いでいますから、心配になる人がいると思います。「そんなこと言っても、本当に英語をしゃべるようになれなくて、いいの?」と。

そういうタイプの人には、理屈で言っても効果が薄いので、感情に訴えてみます。

 TOEFL(外国語としての英語の国際共通検定試験)国別平均得点(アジア)
資料:2006年ETC(主催団体)発表

 1位 シンガポール
 2位 フィリピン
 2位 パキスタン
 4位 インド
 5位 スリランカ
 9位 韓国
 13位 中国
 17位 ベトナム
 18位 カンボジア
 24位 北朝鮮
 25位 日本
 26位 アフガニスタン

はい、このデータです。
 「ウヘ! またか。。。もう見飽きたし、聞き飽きたよ」と言われそうですが、言いたいことがちょっと違いますから、聞いてください。
 日本は、なぜこうなんでしょうか? この原因をわかっていない人が大半です。マスコミや、いわゆる「有識者」やテレビで自分の専門外のことにもっともらしい「解説」をするコメンテーターなど、いろんな人々が間違った認識を持っていますから、皆さんは騙されてはいけません。
 日本人が、英語力においてアジアで最下位同然のブービー(その下はタリバンで大混乱したアフガニスタンだけ)という状況なのは、何ででしょうか?
 思いつきそうな大抵の答えは、全部間違いです。
 「英語の教育が文法中心だから」「英会話を軽視しているから」「英語の教師が英語をしゃべれないから」「中学校で初めて英語教育を開始するのが遅すぎるから」「大学の授業を日本語でやっているから」「外国人を雇用していないから」等々・・・
 はい、これらは、全部間違いです。断言します。

 正解は、「必要ないから」です。
 毎日の生活で英語が要りません。それは当然ですが、実はその先が重要です。色々な学術や芸術などを学ぼうとした際にも、全部日本語で事足りるからです。実は、これは凄い事なのです。高度な学術を一般の市民が自由に母国語で学べるのは、英語・フランス語・ドイツ語・日本語を母国語として、かつ、学問の自由があって書籍が安価に広く流通し教育機関が整備された国と地域に限定されたことなのです。
 で、我が日本語は、この中に堂々と入っているのです。そして、中国語は入りません。
それは、中国語に翻訳されている学術書・芸術文献などが日本語よりも格段に少ないからです。ちなみに脱線しますが、「共産主義」を初めとして、いま中国で中国人が使っている近代用語の大半は、日本人が欧州語から翻訳した日本製の漢語です。主なものだけでも挙げきれませんが、服従・支持・分配・克服・支配・配給・哲学・心理学・論理学・経済学・財政・物理・衛生・病理学・土木・電気通信・簿記・半導体・温暖化などなどキリがありません。
 アジア諸国の学生さんたちは、どんな分野であれ学問を学ぼうとしたら、最初に英語を学ぶしかないのです。自国語の教科書がない。だから、英語の点数が高いのです。高くならざるを得ないのです。日本人は、ノーベル賞を取った世界的大学者ですら、受賞の記者会見で「英語は不得意でして」などと公言できるほど、何でも日本語で間に合ってしまいます。要するに、普通の人ならば何をするにも英語は不要、日本語だけで十分なのです。
 ここが、他の発展途上国との違いです。

 なので、「英語ができない」ことを弱みに思う必要はありません。それどころか、世界でも稀な近代言語を母国語として生まれてきたことを、大いに誇りに思ってよいのです。
 そして、このように世界の欧米先進国の中でも稀有な、「すべてが母国語で先端科学を学ぶことが出来る」という状況を作ったのは、「文法中心の外国語教育」にあったのです。会話中心では、このように諸科学の文献を非常に短い期間で全部翻訳するということは不可能だったし、それをまた一般学生が読みこなすことも出来ず、国家全体の学術レベルは現在想像できるほどには向上していなかったものと推定できます。
 そういうことですから、日本人は英語ができないことを何ら恥じることなく、それどころか、英語を話さざるを得ない言語小国の国民に気後れを感じる必要など微塵もないことを肝に銘じて堂々としていることを訴えたいと思います。

 それでも、百歩譲ってそれでもなお、英語を何とか話したいということもあるでしょう。
特に、当社はワインの輸入を中心業務として行っていますから、こうした業務には外国語が不可欠です。この際に必要な英語はどのようにしたら身につくのでしょうか。
 それは簡単です。中学校の英語を教科書で徹底的に復習することです。何も難しいことはいりません。すべての基本的なビジネス会話・ビジネス文書は中学英語でこなすことができます。これを鍛える方法は簡単です。(方法が簡単ということであって、習得はそんなに簡単ではありませんが、自己鍛錬です。何であれ安易な方法はありません)
 電車の中や歩いている時でもどこでも出来る方法です。昨日の1日を英語で日記にするのです。書かずに頭の中で英文にしていくのです。要するに英作文です。歩きながらやるわけですから、辞書をひきません。スマホもダメです。そうなると、自分が知っている語彙の中から英文を作らざるを得ません。それが狙いです。知っているやさしい単語を使って、あらゆる事柄を英語で表現する技術が身につきます。
 たとえば、こうです。
 「昨晩は夕食に鮪納豆を食べました。」これを頭の中で英語にするのです。「鮪納豆」をそのまま「tuna natto」などと言っても通じませんから、これを噛み砕いた英語にするのです。しかも、中学生の英語です。ここで、「醗酵した大豆」などと考えないほうがいいです。それは、難しい用語を辞書で捜して使っても、その単語を相手が知らなければ通じないからです。会話が成立しないのです。特に、英語の場合には、英語が自国語ではない人が使うケースのほうが多いわけですから、あまり難しい単語を使っても相手が知らないことが多いのです。なので、「目に見えない小さい生物によって作られた、特別な風味を持った日本のローカルフード」というように噛み砕いて、それを英語で作文していくのです。これを毎日少しずつやっていると、想像以上に英作文の力がついて行きます。

 さて一方で、発音はまったく考慮する必要はありません。
 いま、世界で最も注目を集めている2人の日本人の英語での記者会見をテレビで見て、私はこの考えが正しいことを確信しました。その2人とは、日銀総裁の黒田さんと、ⅰPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授です。
 お2人とも、まったくもって片仮名棒読みの英語です。ジャパニーズ・イングリッシュ丸出しです。ジス・イズ・ア・ペン!そのものです。(YouTubeで見てください)
 それなのに、世界中の新聞記者や最先端の学者や研究者がこの2人の話しを聞き、また熱心に質問しています。それは、中身があるからです。しゃべる内容が濃いから、ほかでは聞けないからです。
 要するに、外国人が(聞き手が、と言ってもいいでしょう)求めているのは、「中身」なのです。どのような内容をこつがしゃべるのか?ということが問題なのであって、どのような発音なのかということは全く興味の対象ではないのです。偶然、母国語のように発音ができたとしても、「あ、そう」という程度であって、偉くも何とも思ってもらえません。なぜなら、そのように発音できる人間は、イギリスやアメリカに行けば、それこそ乞食から泥棒まで掃いて捨てるほどいるのですから。
 そうです、発音がいわゆる「ネイティブ」のようだからといって、価値が上がることは一切ないと断言しておきます。発音発音と言っている人に出会ったら、いまの乞食と泥棒の例を思い出してください。そして、発音にこだわる人に憐れみの目を向けてあげましょう。
 これであなたも本当の国際人です。自信を持ってください!

日本ジェノス株式会社
代表取締役  上野 善久

2015年3月19日木曜日

大企業か中堅企業か

私は、新卒で大企業に入社しました。

いま、ジェノスフィールドに立って振り返ると大企業は、
「自由を捨てれば(会社人生が)楽になれる」 世界だったと思います。
(これは、あくまで私見です)
私はそれが嫌でした。

男なら毎日が勝負、そして仕事も毎日が勝負です。
腕が落ちればあっという間に飲み込まれてしまいます。
そして当社のような中堅企業は毎日が真剣勝負です。

「与えられた環境の中で最善の方法は何か」 と考えるとき、制約条件があり過ぎては、いい方法はとれません。古きを穿ち、新しい時代を創った古今の賢人たちがそれを証明しています。

まだ名もない将でも、胸を焦がすほどの情熱で、夢と野望を使命に変えて、それを後押しする自由な発想を武器に、大きな勢力を誇る名門・名家に全力で立ち向かい、歴史という時間を自らの手で進めてきました。









社名を背負うか、歴史を背負うか、

さて、きみが目指すのはどっちですか。


日本ジェノス株式会社
総務部 添田順一郎

2015年3月18日水曜日

高校訪問

昨日埼玉県の、ある高校で会社説明をする機会をいただきました。


すばらしい生徒さんたちでした。

なにがすばらしいって、まだ20歳にもなっていない若者が「私は学校を卒業したら○○になりたいです」とはっきりと言うのです。

こうなりたい、という目標があるから質問も具体的です。

私が、ちょっと難しいかな・・・と思うことであっても、一生懸命メモを取りながら分からないことは質問します。いいですね、すばらしいです。

最後に、こんな質問がありました。
「社会人になるために、今から何かやっておくことはありますか?」

こうお答えしました。
「皆さんの職業は学生です。正確には高校生ですね。学生さんがやることは勉強です。今やらなければいけない勉強を、卒業まできちんとやり抜きましょう。」

ポカンとした生徒さんもいらっしゃいましたが、社会に出てしまうと、勉強できる時間は極端に減ってしまいます。今しか出来ないことを一所懸命に、、、これは社会に出ても同じですね。



(ここからは昨日言い忘れてしまったことです)
社会に出るといろいろな人と出会います。
人との出会いは、自分自身の財産にもなります。

友だちとの関係もそうですが、人との出会いも信頼関係で成り立つものです。
どんな些細なことでも、約束を守れる大人になりましょう。




1日遅くなってしまいましたが、貴重な機会を頂戴し、本当に感謝です。
生徒の皆さん、先生ならびに関係者の皆様、誠にありがとうございました。


日本ジェノス株式会社
総務部 添田順一郎

2015年3月17日火曜日

健康管理できていますか。

病気になってから思ったことがあります。

年明け早々に社会人になって初めて病気で入院しました。
若い頃から、病気知らずの自分にとって大事件でした。

今までは、多少どこかが痛くても体がしんどくても、自分をだましながらやってきたのです。
「まあ、時間が空いてから病院に行こう」なんて後回しにしていました。
しかし、仕事を理由に体を犠牲にしてきたことにやっと気づいたのです。

退院してから、まず生活習慣を改善することから始めました。
今まで健康診断で何度も指摘を受けていたが改善できずにいたことも、今回はすぐに改善が進みました。
いまさらですが、自らの改善する意思が弱かったのだと反省です。

皆さんも若いから多少の無理は大丈夫などと思わないで、自己管理をしっかりとするように心がけて下さい。

ジェノスグループ株式会社
取締役  田邉 英雄

2015年3月16日月曜日

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

あなたの信条は何ですか?と聞かれたら何とこたえられますか?

いや~突然信条は?って聞かれてもね、と思われるのがほとんどだと思います。
私もそうですが、少し質問の仕方を変えて、普段から「心掛けていること」と質問されたらどうでしょう。
私は「恥も外聞もなくわからないことは何でも聞くこと」と返答します。
会社人として何十年と経過した今だからこそさらに実感できることです。就活中の皆さんと同世代の同僚にも同様に、わからないことは積極的に質問します。
実は、それが私自身の性分でもあるのですが、いろいろな人とのかかわり合いの中で、大げさに言えば「教えを乞う」ためには、相手の懐へ飛び込む勇気が必要ですし、そのおかげで、相手の人柄を知り、互いのコミュニケーションも深まる気がするのです。
若い皆さんにとっても、無条件で話を聞ける・わからないことを質問できるのは今だけかもしれませんので、何かの参考にしていただけると幸いです。


日本ジェノス株式会社
総務部 総務グループ課長  佐々木 建二

2015年3月13日金曜日

仕事とプライベート

今年の確定申告の期限が迫っています。
ここ数年間、我が家では医療費控除の申告を毎年しています。
申告書類を作成するのは私の役目なのですが。
この時期になると、こんな会話が繰り広げられます。



~2月上旬~

妻:(なんでも早め、早めでないと気がすまない。)

  「そろそろ確定申告だね。よろしくね。」 ← この頃はまだ優しい口調

私:(面倒くさがり、確定申告をしても雀の涙ほども返ってこないのでしたくない。)

  「わかった、やっとく」



~2週間後~

妻:「確定申告できた?」

私:「まだ。そろそろやるよ」




~3月初め~

妻:「確定申告終わった?」 ←実際はもっと強い口調

私:「いま、やるとこだよ」



よくある会話です。
職場でも似たような会話を耳にします。
仕事において期限を決めて、その期限を守ることは当たり前ですが。
日常生活の中にも、ついてまわることだと思います。


以前、職場の先輩にも言われました。
「普段できねぇこと、仕事で出来るわけないだろ」


就活中の皆さんへひとこと

新たなことに挑戦する時や、何かに行き詰った時は、ご自身の私生活を見直してみるのもいいかもしれませんよ。


ジェノスグループ株式会社
営業本部 中央支店長  山口喜也

2015年3月12日木曜日

非公式コミュニケーション

興味深い記事がありましたので、感想含めご紹介いたします。

厚生労働省の統計では、日本酒換算で1日1合(ビール中ビン換算で1本)以上を1週間に3日以上飲む人を飲酒習慣者と定義しているそうです。そして、飲酒習慣者は2003年では21%でしたが、2012年では20%とあまり変化はなかったと報告されています。
実は、その内訳が特徴的で、男性は20~50台の割合が減少している一方で40~50台女性の割合が増加中とのこと。飲酒業界でも女性が引っ張っているのですね。是非、働き盛りの男性にも頑張ってもらいたいものです。

首都大学東京の西村孝史教授は「組織行動論では社員同士の信頼や情報共有といったソーシャル・キャピタルをいかに確保するかが重要で、一体感が必要な職場では飲みにケーションで相互協力の意識を高める効果が期待できる」と指摘しています。また、人は通常、15人分程度の考え方は出来ますが、潜在的に4.5人~5人分の考え方が眠っており、飲酒はこの「タガ」を外す力を秘めていると指摘する専門家もいます。(個人的にも雑談や飲み会の席上の方が、奇抜で大変面白い会話が飛び交っている気がします)

こうした中、「社内飲み会制度」を採用している会社があります。例えば、日立ソリューションズでは役職が2つ以上の管理職との飲み会に1人あたり3,000円を会社が補助、育児・介護で参加出来ない方には昼食会で対応して制度化しています。更に積極的な会社もあります。
東京都小金井市にある武蔵野という会社では、管理職に12,500円以上を会社が補助、月1回の社員との飲み会を「義務化」しているそうです。両社とも継続的に実施しているようですから多分、一定の効果があるのでしょう。

ここまでの流れから、「飲みにケーション万歳!全ての会社で補助金を!」と声を大にして言いたいところですが、「組織の重さ」の著者である一橋大学の加藤俊彦教授は「馴れ合いが強すぎると意思決定に時間がかかり業績に悪影響をもたらす」と釘をさしています。
色々な立場で物事を考えすぎて早期結論が出なくなるのかもしれません。これが本当なら困ります。仕事が前に進みませんから。

非公式コミュニケーションは、「近すぎず、遠すぎず」が理想・・・なかなか難しいです。


日本ジェノス株式会社
経理部長  荘司享利

2015年3月11日水曜日

継続する事 続けられる事 ⇒ 楽しみになる

もともと、根っからの運動バカといいますか、幼少の頃からサッカーをしていました。
社会に出てからもサッカーやフットサルには参加をしていましたが、皆それぞれ仕事や家庭があってなかなかメンバー調整が難しいことや、年齢を重ねてきたこともあって次第に参加者が減っていきました。
たまに試合に出る機会がありますが、私も正直なところ体がついて行きません。

そんなことから、少しでも健康のためにと、マラソンを日課にしています。
始めてからかれこれ8年になるでしょうか。

始めるまでは、仕事を言い訳に疲れたと言っては休日は家でゴロゴロしている生活で、健康や体重のことは全く気にしない不摂生な生活でした。
あるとき、これではイカン!生活を改めよう!と、近所の土手をウォーキングすることから始めて、少しずつ距離を伸ばし、現在は月に1度は20キロ以上を歩くことなく完走できます。
東京マラソンにも参加しました!(2013年完走?完歩・・・?)

20代の頃は、ただ走るだけでいったい何が楽しいのか理解できなかったのに、今ではマラソンが趣味になっています。何が楽しいのかと聞かれると、

「自分自身が立てた目標距離を完走できた事だけが最大の楽しみ」

なのです。
当たり前ですが、いきなり20キロや30キロを走られる訳はなく、少しずつでも目標、目的を決めて、あきらめずに距離を伸ばしていった結果、今ではフルマラソンの完走が目標になっています。

この8年間で身に付いた事は、

「何事も自分自身で目標をつくり、それに向かって結果がどうあれあきらめずに最後までやる」

それが楽しみであり、
「最後まで行う事」が継続であり、
「目標を常に持つ事」が続けられる事なのかと思っています。
そして、仕事でも役に立っているのかなと感じます。
ちょっと説教じみてしまいましたね。


今は、皇居マラソンを始めました。
終わったあとの餃子とビールがやめられない・・・

ジェノスグループ株式会社
執行役員 営業本部副本部長  永倉充雄

2015年3月10日火曜日

就職活動の皆様

皆様こんにちは。日々の就職活動ごくろうさまです。
私はこの会社に入って12年が経とうとしております。
以前勤めていた同業会社から転職して今に至っております。
(ちなみに現在44歳です)

以前の会社は学生時代にアルバイトをしていてそのまま社員になり数十年間勤務したのち、思うところあって退職し、このジェノスグループをある方から紹介され、入社しました。
今から11年前の出来事です。

そういう経緯ですので、実は就職活動というものを人生の中で経験したことがありません。
皆様に就職活動のアドバイスなど・・出来ません。

ただ・・・
営業を20年以上続けてきて思う事はあります。

「相手の気持ちになって考え、行動する」です。
もちろん商売で出会った方々はビジネスですから、相手の気持ちばかりを考えて行動してしまうと失敗することだってあります。
でも、会社の同僚、仲間、家族・・・といった皆さんと接する時、少し相手の気持ちを考えて行動すると、お互いが良くなると思います。

人に何か頼んだ時、少し相手の気持ちを考えて頼んでみたら、期待していた以上の事が帰ってくるかもしれません。

1+1=2 ではなく 1+1=3、4や5になるかもしれません。

今後、人と接するとき、その事を少し考えてみてはどうでしょうか。
お互いが今以上に良い関係になるかもしれません。

3年生の皆さんは、これから本格的な就職活動ですね。
皆さん、頑張って下さい。


ジェノスグループ株式会社
営業本部 城南支店長   岡 博幸

2015年3月9日月曜日

甥っ子が教えてくれた事

私には、中学1年生になる、かわいい甥っ子がいます。
私の休みは、彼と一緒に外食と買い物に殆ど出かけています。

そんな彼が、小学6年生の時の話です。
「中学校行ったら、どの学校でサッカーやるの?」
「やっぱり部活が強い学校のほうが良いのでは?」

すると彼が言ったのです。

「強いチームじゃ面白くないじゃん!」

「弱いチームを強くする事の方が楽しいんだよ♪」

なんて素晴らしい発想だろうと感心しました。

子供ながらに関心です。


私たちの会社も、世の中の会社に比べれば弱いチームです。

どんなに大きくなっても、上には上がいるものです。

貪欲に頑張って日々成長しなければなりませんね。

私たちジェノスは、弱小チームを強くするのを楽しいと思えるメンバーを日々募っております。

一緒に、強いチームを作り上げる事を楽しみましょう!



営業本部 千葉支店
営業部長  原田 哲彦

2015年3月6日金曜日

人を想うこと。

 私は、歴史小説や大河ドラマなどの、戦国時代ものが好きです。武田信玄、上杉謙信、織田信長、徳川家康・・・英雄たちが何を思い、決断し、行動したのか、非常に興味があります。
 戦国武将たちは、「当世具足」という甲冑に身を包み、戦(いくさ)をしていました。
 「当世具足」とは、鉄砲の伝来などによって、源平の合戦のころよりも、集団的な戦法に進化したため、より強く、より軽くて動きやすく改良された甲冑のことです。現代風の鎧兜ということですね。
 現在の就職活動もITによって、私のころとは大きく変化しています。パソコンやスマホを使い、インターネットで情報を集め、エントリーシートで応募する。パソコンやスマホは、まさしく就職戦国時代の当世具足といったところです。
 私は営業畑の人間なのですが、仕事をしていく上でも、ITによって大きく変わりました。簡略化や、スピードアップした部分は大いにありますが、それだけでは営業戦国の世は生き残っていけません。
 お客様からインターネットで注文を受けます。毎日注文を受けているはずの商品が、注文されてこないとします。コンピュータは、お客様が心変わりしてその商品を注文しなかったのか、単に忘れたのかを判断できません。結局、そこを判断するのは、コンピュータではなく、人なのです。われわれ卸売の営業職は、お客様とメーカーをつなぐ橋渡し。人と人の間に立って取引を円滑にし、三者がみな、潤うようにするための仕事なのです。
 そのためには、コンピュータをうまく使いこなすよりも、「人を想うこと」が最も大切だと私は考えます。お客様やメーカー、それぞれの立場に立って、その一人一人のことを真剣にとことん想うことで、私の仕事は成り立っているのです。
 武田信玄が敬愛した、孫子の兵法には、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」とあります。お客様は敵ではありませんが、営業の仕事をするのなら、恋人や家族を想うように、お客様のことを真剣に想うことができれば、素晴らしい結果が得られるのではないでしょうか。

ジェノスグループ株式会社
営業本部 H&R開発部長  石川義英

2015年3月5日木曜日

天中殺

天中殺の2年間をどのように過ごせばよいのか。

私のつぎの天中殺期間は2016年2月4日2018年2月3日までです。
これまで天中殺のことなど考えたことはありませんでした。
自分の天中殺期間がいつなのかも知りませんでした。

なぜこのようなことを意識するようになったのか。

2013年12月に、
「廣岡さん、陰陽五行論の勉強をしてみません?紹介セミナーがありますよ」という若い友人からの一言でした。
2013年12月から7年間の勉強がはじまりました。
毎月1回約5時間の勉強です。
今で1年と少し、基礎を学んでいる最中です。

陰陽五行論は陰陽師(おんみょうじ)が最初に学ぶ基本です。6500年の歴史があるそうです。
陰陽師というと、映画で有名な安倍晴明(あべのせいめい)が妖術を使うというイメージがありますが、陰陽五行論には妖術のようなものはありません。
安倍晴明は陰陽五行論のほかに何らかの術を身に付けていたのかもしれません。


天中殺とは、
「天中殺の期間は大なり小なり禍やトラブルに見舞われやすく、人生のなかで何か新しいことを起こすと、よい結果が生まれない」とされています。
また「天が味方してくれない時期」とも言われます。

私自身、社会人になってからの天中殺期間を振り返ってみると。
33~34歳 管理能力なしと部長をクビになり大挫折
45~46歳 子会社社長時代に倒産瀬戸際に
57~58歳 子会社の社長をクビに

ええっ本当かな、こんなことが起きていたんだ、という感じでした。
でもそのあと何とか盛り返したことで忘れてしまっていたのです。

そもそも天中殺とはどのようなイメージのものなのか?

12年ごとに、普通の10年と天中殺の2年の組合せが繰り返します。
普通の10年は土管内の号下のあいだで人生が営まれ、天中殺の2年は土管がない状態のなかで生きる、というイメージです。

普通の10年間は土管のなかに制限されていますから無茶があまりできないようです。
大きな問題もあまり起きないというわけです。
土管がない2年間は上下にいくらでも振れてしまうのです。

つまり天中殺期間中はすごく成功する可能性もあるわけです。でも大成功してもほとんどの場合、人は調子に乗ってしまい失敗して大きく下に振れてしまうことが多いようです。
だから大きなことはしない方がよいわけです。

でもわが師匠は言います。
「天中殺期間中でも、よく注意しながら生活すれば何をしてもあまり問題はありません」と。

「注意しながら生活をする」とは、「勉強する」、「謙虚に生きる」、「利他に生きる」、「エゴを出さない」ということのようです。
わっ、上級者向けですね。

そもそも天中殺期間中は「勉強をする」時期だとのことです。

「謙虚に生きる」、「利他に生きる」は、毎月師匠の講義でいろんな側面からいろんなケースの話があります。
「利他に生きる」とは、他(人)を利する生き方をするということで、ボランティアもその一例で、人さまのためになる生き方をすることです。
なかなか難しいことですね。

「エゴを出さない」生き方をすることで禍やトラブルに遭遇しにくいとのことです。
人は普通エゴの塊りのようです。というか私自身もエゴの塊りです。
この点についても毎月師匠の講義でいろんな側面からいろんなケースの話があります。
エゴを少なくするにはかなりの修行が必要のようです。
やっぱり難しそうですね。

天中殺中に大きなことを起こすには、とくにこの「エゴを出さない」ということが最も大事なことのようです。
「エゴを出す」ことは、諸悪の根源のようです。

「エゴを出さない」、この一点からしても難しそうですから、やはり天中殺期間中は大きなことを始めない方が賢明なようです。
上級者にして可能なようですね。

世間で成功している人はたくさんいますが、皆さん陰陽五行論を勉強した人ばかりではなさそうです。
ということは、天中殺のことも知らないはずです。
でも成功している人がたくさんいます。

その人の本やインタビューなどを見ていると、例の
「勉強する」、
「謙虚に生きる」、
「利他に生きる」、
「エゴを出さない」、
という生き方が身についているように感じます。
京セラの稲盛さんがすぐに思い浮かびます。

少しでも、天が味方してくれるような生き方をしたいものです。
こういう思いもエゴでしょうか。


日本ジェノス株式会社
取締役  廣岡享

2015年3月4日水曜日

3月になると思うこと

こんにちは!

3月になりました。
3月といえば、思い浮かぶのは、雛祭り、ホワイトデー、卒業式、歓送迎会・・・などなど、いろいろあります。

私には、他に必ず思い出すことが1つあります。
それは、4年前の東日本大震災の時、弊社の飲食店を数店舗経営されているお客様のボランティアに参加させていただいたことです。
まるで映画でも見ているかのようなことが現実に起こった未曾有の大災害でした。
この惨事に、お客様は、会長さん自ら、役員さん、社員さん数名を引き連れ、レンタカーを借り、1500食の食べ物を積み込んで、夜間、ボランティアの受付拠点である石巻専修大学へと向かったのであります。これに私も参加させていただきました。
全国各地から、本当に大勢のボランティアの方々が集まっておりました。現場は混乱をしておりましたが、これ程まで多くの方が、被災者の為に何かをしようと集まっていることがとても感動的でした。
被災者の方々へ、一生懸命に、暖かい食べ物をつくり、寒い中、汗をかきながら奉仕する姿は今でも忘れません。ボランティアに参加させていただいたことに感謝をしております。

弊社のお客様には、心熱き方が沢山いらっしゃいます。その様なお客様と仕事を通して、おつきあいができ、接することができることは、自らを成長させてくれます。

人と人とのつきあいを大切にし、また新たに始まるつきあいを育ててゆくことは、自らを豊かにしてくれると信じております。

これから多くの方々が、社会へ羽ばたく時期です。
また新たな出会いに期待をしております。


ジェノスグループ株式会社
営業本部 千葉支店長  齋藤敏行

2015年3月3日火曜日

新社会人になったときの思い出

社会人になってすぐに、上長から指示がありました。
「君には、広報、統計以外にこれから登記事務と契約書のチェックを担当してもらう。準備をしておくように。」
「えー!」その業務はやったことがなく、イメージすらありません。「できるのかな。不安だ。」

そのとき、自分なりの準備としては、会社法の基本の確認、契約に関する専門書を読むことかなと思って、頑張ってみました。勿論学者ではないので、狭い論点よりも広く実務との関連を中心にしました。

私なりの、当時苦しんで得たノウハウを披露します。
このノウハウで、契約書を読むこと、つくることができるようになりました。

契約書を読む場合は、実務上できるかどうか、無理がないかどうか、具体的にはどうか、簡潔明快な短文かどうか、誤解される部分がないかどうか、相手はどのように考えているか、などがポイントでした。「あれっ!」と言う感覚も大切です。
最低でも2回は読みました。これに「慣れ」が加わると意外と効率よく短時間でもできるようになりました。

契約書をつくる場合は、5W1Hを網羅して短文表現とし、まず主語(主体)を明確にすることがポイントでした。
 ※いつ、どこで、だれが、なにを、どうする、なぜ、が5W1Hです。
契約内容から想定されるケースを考えての想定リスクを、言葉で排除、防止することも必要です。
「章立て」で全体構成を考え、条文ごとにキーワードを加えて伝えたいことを具体的にかつ明確にして、完成に至ります。

でも、一番必要なノウハウは、「事例探し」、「集中力」及び「推敲」であったようです。

 ※推敲とは、中国の故事から、字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。


日本ジェノス株式会社
監査役  吉田 温

2015年3月2日月曜日

自信がなくても返事は”イエス”

皆さんは、これから社会に出るための就職活動中で、希望と同時に、不安もイッパイだと思います。
自分自身も、約30年ほど前、社会に出る時、不安な気持ちでイッパイ・イッパイの中でしたが、そんな時に、仕事の進め方、現在の自分をも支えている言葉、考え方、アドバイスをもらいましたので、それを簡単にお話します。

会社に入って職場に配属され、「こういう仕事があるんだけど、どうだろう?」と新しい仕事を打診される場面があると思います。
そんな言葉をかけられたら、間髪いれずに、「ぜひ、やらせてください」と言ってみてください。
「成功するかどうかわからない」などと考える必要はないんです。上司は到底無理な仕事を云ってくることなどありません。
部下の実力よりも少し高い仕事を提示しては来ますが、そこでやる気があるかどうか、意欲があるか測っているのです(もちろん、その業務をどう進めて行くのか作戦を考える事は必要ですよ)。

もし、「イエス」と答えて失敗したとしても、それを上司が一方的に責めたりしないはずです。仕事を依頼した上司も責任を共有しているからです。

「もう少し様子をみて。まだ時期尚早です」などと言っていると、チャンスはたちまち逃げてしまいます。
長い人生の中では、失敗も経験のうち、挑戦しなければ失敗すら出来ませんし、失敗から学ぶことは本当に多いです。
自分自身も、これまで大変多くの失敗をしてきましたが、自分なりに学び、周りに支えられて何とか現在があります。
世の中で、初めての仕事に自信のある人など、いないのではないでしょうか。
どんなにキャリアを積んでも新しい課題、局面は次々と出てきます。そんな時、二の足を踏むのか、それとも常に「とりあえずやってみる」のか。
これは仕事に限らずプライベートでも同じで、その姿勢の積み重ねによって、少しずつ趣味に広がりが出たり、楽しみが増えたり結果が違ってくるのです。

読んでいる皆さんと、職場を同じくすることが出来ても、また仮にそうでないとしても、社会人になるにあたっての心得のほんの一つとして、心の隅に止めていただけたらと思います。


2015年3月2日
ジェノスグループ株式会社
営業本部 城西支店長   西村 正哉