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2016年9月26日月曜日

「環境が変わる」ということだけで動物が受ける精神的ストレスは計り知れないという話

 多くの動物にとって、環境の変化は多大なストレスをもたらす。特にゴリラのような神経質な動物は、ストレスの余り死んでしまうこともあるという。
 これは人間でも同じである。引っ越しや進学、就職、異動、その他の理由によって環境が変わるだけで、自覚は無くても精神に大きな負荷がかかる。ストレスを自覚し、うまい具合に解消してやることが重要である。そのためにはどうすれば良いかというと、方法は人それぞれだと思われるが、まずは「些細なことでもストレスってもんは生じるんだ」と認識することである。そしてあとは「慣れ」である。
 かの生物学者ダーウィンは、ガラパゴス諸島に生息する生物を研究して次のようなアフォリズムを残した。


“It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.”

「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」


この言葉の出典は彼の著作『種の起源』であるといわれているが、実はこのような記述はなく、後の創作であるとの見方が強い。しかも、変化に最もよく適応したものしか生き残れないのかといわれれば、そう断定することもできないと思われる。したがって、参考までに留めておくことにして、環境の変化に柔軟に対応していこう。


ジェノスグループ株式会社
営業本部 中央支店 第一営業所
山元 伸哲

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